I Hクッキングヒーターの横に並べられた掃除アイテム

大掃除をラクにできる お手入れしやすいキッチンとは?

2021.11.29

キレイな家で新年を迎えたいけれど「大掃除が面倒!」という方も、多いのではないでしょうか?特にキッチンは、家の中のどこよりも油汚れが多く、掃除が大変な場所。掃除が苦手な方にとっては悩みのタネかもしれません。
それならばいっそのこと、掃除がラクになるキッチンを取り入れてみてはいかがでしょう。普段のお手入れがラクであれば、キレイを保つことができるので、大掃除の時期に慌てることもありません。

1.掃除をラクにする、おすすめの素材や設備

頻繁に水や油、調味料などを使うキッチンは、こまめに掃除しないと汚れやニオイがこびりつき、キレイな状態を保てません。面倒だからといって日々の汚れをそのままにしていると、大掃除のとき大変なことに。
でも、最新のキッチンに取り替えることでそんな心配は不要です。最新のキッチンには掃除のしやすさを追求した素材や機能が満載。今までの悩みを解消してくれるものがいっぱいです。
ここでは、特に掃除が大変とされていた箇所をピックアップし、どういった素材や設備機器を選べば良いのかをご紹介します。

1-1.カウンタートップ(天板)

キッチンのカウンタートップ(天板)には、ステンレス、人工大理石(人造大理石)、セラミックなど、さまざまな種類があり、それぞれに良さがあるので、選ぶのに困ってしまうかもしれません。ただ、ステンレスは水や熱に強く、お手入れもしやすいというメリットがあるものの、無機質な感じになってしまうというデメリットが。また、人工大理石(人造大理石)はデザインやカラーが豊富ですが、シミやキズが付きやすいというデメリットもあります。カウンタートップ(天板)は、キッチンの印象を大きく左右するところ。お手入れのしやすさに加え、デザイン性も追求できるものが良いでしょう。
そこでおすすめしたいのが、「セラミック」素材。セラミックは熱に強く、表面が硬いので傷が付きにくいうえ、調味料や洗剤で変色しにくいのが特長です。焼き物ならではの質感や色合いが揃っているので、スタイリッシュなキッチンを演出することができます。

1-2.壁材

コンロの油はねや調味料の飛び散りなど、どんなに気をつけていても思った以上に汚れてしまうキッチンの壁。キッチンの壁といえば、タイル張りというイメージが強いかもしれません。確かにタイルは水や湿気にも強くおしゃれなのですが、タイルとタイルの間の目地に汚れが付いてしまうとなかなか取れないので、キレイを保つには難しい素材といって良いでしょう。
そこで、手間をかけずにキレイをキープしたいのであれば、目地が少なく表面がつるつるとした「キッチンパネル」がおすすめです。汚れたら濡れた布やスポンジなどでさっと拭き取れば大丈夫。種類も豊富で、コーディネートを楽しめるというメリットもあり、さらにタイルに比べてコストを抑えることができるのも嬉しいポイントです。

1-3.コンロ

掃除のしやすさといえば、やはり表面がフラットな「I Hクッキングヒーター」でしょう。使ったあとにサッと拭けば良いだけで、もし、焦げ付いてしまった場合でも凸凹がないので、簡単に汚れを落とすことができます。
また、ガスコンロで掃除のしやすさを追及するのであれば、トッププレートがガラスタイプのものを選ぶと良いでしょう。ただし、五徳などのパーツを取り外して掃除をする必要があるので、I Hクッキングヒーターに比べると、お手入れには少し手間がかかるかもしれません。

1-4.レンジフード

古くなると、吸引力が低下したり、油汚れがなかなか落ちなくなったり、臭いが取れなかったりしてしまうレンジフード。特にプロペラ式の換気扇やブーツ型タイプのレンジフードは、プロペラ部分や内部ファンの掃除が大変です。
煩わしい掃除から解放されたいのなら、スリム型の「整流板レンジフード」を選ぶと良いでしょう。内部のフィルターがないので、普段のお手入れは整流板と呼ばれるパネルを拭くだけでO K!ブーツ型タイプのレンジフードに比べ清掃面積が少なく、凹凸もないので拭き取りもスムーズです。
さらに「もっとラクをしたい!」という方には、ボタンひとつでフィルターとファンを自動洗浄してくれる、自動洗浄機能付きのレンジフードという選択肢も。ファンフィルターを約10年間も交換することなく、使い続けることができます。

2. リフォームを成功させるために、押さえておきたいポイント

キッチンをキレイに保ちたいと思うなら、生ゴミの扱いにも気をつけたいところ。三角コーナーは便利ですが、見た目の悪さや網目に詰まった汚れのお手入れが面倒というデメリットがあります。
最近では三角コーナーの代わりとして、排水部にピッタリと収まる浅い形状のかごも登場※。汚れが付きにくく、落としやすい加工をしているのでお手入れも簡単で、ゴミを溜めずにその都度捨てられるので衛生的です。
生ゴミの扱いによってシンクをどうするか?という視点でシンク選びをすることも、見逃せないポイントといえるでしょう。
※同メーカーのシンクを選んだ場合

3.まとめ

最新キッチンにリフォームすることで、日々のお手入れがラクになり、煩わしい大掃除から解放されます。ただ種類も多いので目移りしてしまい、本当に求めているものは何なのかが、わからなくなってしまう可能性も。だからこそ、まずは経験豊富なプロに相談し、アドバイスしてもらうのがおすすめです。
リフォーム会社の選び方の基準としては、店舗が多いこと、相談しやすいこと、そして安心できるパック料金やアフターフォローのしっかりしていることなどが挙げられます。サイトなどで事例も見られるので、口コミなども参考にしながら信頼できる会社を選びましょう。

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