1.リフォーム箇所とその相場
リフォームは部分的なものから大がかりなものまでさまざまあり、また、家の状態などによっても費用は大きく変わります。おおよその金額となりますが、どのくらいになるのかの目安をまとめてみましたので、参考にしてください。
リフォーム箇所 | 費用相場(商品+工事代) |
---|---|
バス | 80万円〜 |
キッチン | 100万円〜 |
トイレ | 25万円〜 |
外壁屋根 | 115万円〜 |
出典:積算資料ポケット版リフォーム編2021
2.キッチンリフォームの費用の相場
費用の目安(100万円〜)
リフォーム内容 | 費用相場(商品+工事代) |
---|---|
レンジフードの設置・交換 | 7.2万円〜 |
ガスレンジの設置・交換 | 16.4万円〜 |
IHクッキングヒーターの設置・交換 | 27.2万円〜 |
ビルトイン食器洗い乾燥機の設置・交換 | 10.9万円〜 |
キッチンユニットの設置・交換 | 105万円〜 |
ペニンシュラ(対面式)キッチンへの変更 | 122.2万円~ |
出典:積算資料ポケット版リフォーム編2021
キッチンリフォームの中でも多いのはシステムキッチンのユニットの交換ですが、キッチンのサイズや製品のランクなどによって金額は上下します。また、壁付き式のキッチンからペニンシュラキッチンやアイランドキッチンなどに変更する場合は、大規模な工事が必要となり工期も費用もかさみます。
キッチンリフォームのおすすめ商品
3.バスリフォームの費用の相場
費用の目安(80万円〜)
リフォーム内容 | 費用相場(商品+工事代) |
---|---|
ガス給湯器の設置・交換(エコジョーズ) | 32.2万円〜 |
エコキュートの設置・交換 | 75.2万円〜 |
洗面台の設置・交換 | 52.5万円〜 |
ユニットバスからユニットバスへの交換 | 79.7万円〜 |
在来工法からユニットバスへの交換 | 115万円〜 |
出典:積算資料ポケット版リフォーム編2021
お風呂のリフォームで多いのは、タイルなどで作られた在来工法と呼ばれる昔ながらの浴室をユニットバスに変更するというものです。浴槽のサイズや仕様、また、オプションの有無によっても金額は異なってきます。
バスリフォームのおすすめ商品
4.トイレリフォームの費用の相場
費用の目安(25万円〜)
リフォーム内容 | 費用相場 (商品+工事代) |
---|---|
洋式トイレから洋式トイレへの交換(内装工事なしの場合) | 19.8万円〜 |
洋式トイレから洋式トイレへの交換(内装工事ありの場合) | 22.3万円〜 |
和式トイレから洋式トイレへの交換(内装工事ありの場合) | 38.2万円〜 |
出典:積算資料ポケット版リフォーム編2021
傾向として、節水・節電機能などがついたハイスペックな最新トイレが人気です。初期費用は一般的なトイレよりは高くなりますが、水道・光熱費が抑えられるので、長い目で見れば経済的といえます。
トイレリフォームのおすすめ商品
5.外壁屋根リフォームの費用の相場
費用の目安(115万円〜)
リフォーム内容 | 費用相場(商品+工事代) | |
---|---|---|
外壁 | モルタル標準工事 | 113.7万円〜 |
サイディング標準工事(窯業系への張り替え) | 285.3万円〜 | |
屋根 | スレート塗装 | 116.9万円〜 |
カバー工法 | 239.7万円〜 | |
葺き替え(金属屋根への葺き替え) | 254.2万円〜 |
出典:積算資料ポケット版リフォーム編2021
外壁に使用するサイディングは比較的安価で工期も短く、モルタルは手作業で費用も工期もかかるものの、オリジナリティを追求できます。耐震性や耐火性、遮音性などにも違いがあるので、予算や求める性能にあったものを選ぶと良いでしょう。
屋根に関しては、瓦かスレートか既存の屋根の材質や状態によってもリフォーム方法が変わってくるので、まずは専門家に相談するのが良いでしょう。また、屋根塗装リフォームでも外壁塗装リフォームでも足場は必ず必要となるので、同時にリフォームすることで費用を抑えることができます。
外壁屋根リフォームのおすすめ商品
6. 見落としがちな追加費用に要注意!
リフォームに必要となる費用は材料費だけではありません。工事費をはじめ古い設備や施工で出たゴミなどを処分する廃材処分費や、職人さんたちの交通費や駐車料金、大規模なリフォームの際は設計費などが発生する場合も。
安い金額を提示されたとしても実は材料費のみで、あとで高額な追加料金を請求される可能性もあります。予算をオーバーしないためにも、見積り段階でリフォーム全体にかかる費用の詳細を確認しておくと安心です。
7.まとめ
リフォームとひと言でいっても、その内容は各家庭によって実にさまざま。何をしたいかによって大きく変わってくるので、費用に上限がありません。そんなときに安心なのが、商品と付帯工事の基本仕様、価格をあらかじめすべて設定しているパック料金です。「工事にいくらかかるか分からない」不安を払拭してくれます。
また、支払い方法も要チェック。現金、クレジット、ローンなどさまざまな支払い方法を用意している会社を選ぶと安心です。