新しいキッチン

家事効率が上がった!キッチンリフォーム事例5選

2023.08.31

使えてはいるけれど、なんだか使い勝手が悪いキッチン。リフォームでレイアウトや設備を変えれば、料理がしやすくなるだけでなく、片付けや掃除などの家事も楽になるかもしれません。今回は家事効率が上がったキッチンのリフォーム事例をご紹介します。

1. リフォーム事例1:ガスコンロからIHクッキングヒーターに変更

最初にご紹介するのは、同居のお母様のためにキッチンリフォームをされた事例です。安心と安全を考えて、ガスコンロは火を使わないIHクッキングヒーター(以下、IH)に変更。ガスコンロの「五徳」のような複雑な形の部品がなく、さっと表面を拭くだけでキレイになります。IHは熱効率がいいので、お湯が沸くのも早くなり驚かれたそうです。

システムキッチンはLIXILの「AS」に交換。キッチンのレイアウトも間口もリフォーム前と変わっていませんが、開き戸タイプから引き出しタイプの収納になったことで、収納量が増えて片付けやすくなりました。同じシリーズで揃えた背面のカップボードにも、家電やお皿がたっぷりと収納できます。

そしてこれまで調理台の上を圧迫していたのが卓上食洗機。今回のリフォームを機にビルトイン食洗機を導入したことで、調理台の上がずいぶんとすっきりしました。まな板やボウルなどをたくさん置けるようになったので、料理の効率もアップしそうです。

2. リフォーム事例2:レイアウト変更なしで収納が使いやすくなったキッチン

キッチンからの水漏れや、レンジフードやIHの異音が気になるようになったのがリフォームのきっかけに。壁付けキッチンのレイアウトやサイズはそのまま変えず、システムキッチンを新しいものに交換しました。左側にあった収納はなくしたので、大型の冷蔵庫に買い替えることもできます。

選ばれたのはPanasonicの「ラクシーナ」というシステムキッチンです。以前のような開き戸タイプの収納は無駄なスペースができてしまったり、奥に置いてある物が取り出しにくかったりと、思ったほど収納量が確保できないことも。ラクシーナは奥まで見渡せる引き出しタイプの収納で、足元まで収納できるストッカーがついているなど、収納量を高める工夫が随所に見られます。リフォーム前と同じサイズのキッチンなのに、収納が随分使いやすくなったそうです。

システムキッチンの交換といっしょに、内装リフォームも実施。これまでは正面の壁がタイルで目地のお掃除も大変でしたが、ツルッとしたキッチンパネルに変更したので、サッと拭き取るだけで掃除が完了します。

3. リフォーム事例3:L型からI型キッチンに変更して使い勝手アップ

30年以上使って、汚れが蓄積されたキッチン。レイアウト変更をしながらシステムキッチンを交換して、キレイで使い勝手のいいキッチンになりました。

リフォーム前は、シンクとコンロがアルファベットの「L」の字に配置されたL型キッチン。体の向きを変えるだけでシンクとコンロの作業ができますが、どこか窮屈な印象です。シンクとコンロが横並びのI型キッチンにレイアウト変更することで、作業スペースにゆとりが生まれてすっきりとしたキッチン空間になりました。

開き戸タイプかつコーナー部分も使いづらかった収納は、効率のいい引き出しタイプの収納に。限られたスペースを無駄なく活用でき、今まで出しっぱなしだったお鍋やボウルもきちんと片付けられて生活感が出にくくなりました。また開き戸タイプの収納は屈まないと奥に何があるか見えませんが、引き出しなら上から何が入っている把握することができます。欲しい物がパッと取り出せて、料理の効率もぐんと上がるでしょう。

4. リフォーム事例4:掃除しやすい最新システムキッチンに交換

こちらのキッチンは、寸法やレイアウトは変えずに、最新のシステムキッチンに交換したリフォーム事例です。「体への負担が軽減されるキッチンにしたい」というのがメインのご要望。システムキッチンは掃除が楽になる機能満載のクリナップ「ステディア」を選び、皿洗いの時短になるビルトイン食器洗い乾燥機も入れました。

クリナップの「流レールシンク」はシンク内に傾斜がついていて、野菜クズや汚れなどが水といっしょに自然と排水口まで流れていく仕組み。汚れをためないことで、シンク内のぬめりも発生しにくくなります。汚れやすく掃除に困りがちな排水口は、シンクと一体成形。汚れが入り込む継ぎ目がないので、掃除が格段に楽です。

そしてレンジフードの掃除にご不便を感じているということで、ボタン一つ押すだけでファンやフィルターが自動洗浄される「洗エールレンジフード」を採用。給湯トレイにお湯を入れてボタンを押すと水流で汚れを落として、排水トレイに汚れた水が集められます。給湯トレイと排水トレイは食洗機で洗えるのも嬉しいポイントです。

高いところにある吊戸棚は、収納量をぐんと上げてくれますが、手が届きにくいので持て余しがち。こちらのお家では「ムーブダウン吊戸(手動式昇降棚)」を採用しました。レバーを軽い力で引っ張るだけで、目線の位置まで棚が降りてくるので、踏み台などを使わずに物を出し入れできます。

5. リフォーム事例5:キッチン収納も統一してコーディネート

今後お住まいになるお嬢様のためにと、キッチンから浴室、洗面台までリフォームすることを決められたお客様。システムキッチンはクリナップ「ステディア」を選ばれました。システムキッチンと同じデザインの家電収納付きカップボードを設置して、統一感のあるキッチン空間に。内装や収納までまとめて工事することで、リフォーム費用も抑えられます。

ゴミが排水口まで流れていく「流レールシンク」で、ぬめりにくく衛生的なシンクに。ビルトイン食洗機で皿洗いも楽になりました。「フラットスリムレンジフード」はその名の通りスリムですっきりとしたデザイン。凹凸の少ないフラットな形状で、拭き掃除もしやすくなっています。

IHは魚焼きグリル部分に電子レンジ機能を搭載した、三菱電機の「レンジグリルIH」をチョイス。食材の中心部をレンジ加熱ですばやく温めながら、外側はグリル加熱でこんがり焼き上げることができます。生焼けになりやすい塊肉を中までしっかり加熱したり、揚げ物をカリッと温め直したりと、料理の幅が広がる機能です。

6. キッチンリフォームを成功させるポイント

キッチンリフォームを成功させるには、まずはどんな部分に不便を感じているのかハッキリさせることが大切です。例えば「収納から物があふれてごちゃごちゃしている」「調理スペースが狭くて料理しづらい」「レンジフードや排水口の掃除が大変」などご家庭によってさまざまなお悩みがあるので、それに合わせたリフォームをしましょう。

そしてキッチンの使い方も、ご家族によってさまざま。「とにかく料理や片付けを時短したい」という方と、「趣味の料理をもっと楽しめる機能がほしい」という方では、必要な機能も変わってきます。ライフスタイルに合わせて、IH・ビルトイン食洗機・自動洗浄機能付きレンジフードなど、必要な機能をピックアップしましょう。

必要な機能やリフォーム内容を具体化するとともに、大切なのがキッチンのサイズです。キッチン空間の間口や奥行きはもちろん、窓の位置やサイズ、新しいキッチンで使いたい家電のサイズなど細かく測り、最適なキッチンのレイアウトを考えていきます。

7. まとめ

新しいシステムキッチンにリフォームするということは、ただキッチンがキレイになるだけではありません。お手入れが楽になるレンジフードやシンク、料理がもっと楽しくなるコンロ、収納力が格段に上がる収納など、さまざまな機能を取り入れることができます。今の悩みやライフスタイルに合わせたシステムキッチンに交換しましょう。

各メーカーからさまざまなキッチンが販売されており、機能もメーカーや商品によって異なるもの。ご自身で希望にぴったり合うキッチンを探すのはなかなか難しいです。そのため、まずはリフォーム会社に相談して、悩みに合わせたリフォーム方法をアドバイスしてもらいましょう。さまざまなメーカーのシステムキッチンを取り扱っているリフォーム会社なら、メーカーや商品ごとの違いも詳しく教えてもらえます。

※2023年7月時点の情報です。メーカー商品名や仕様名等は変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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