清潔感のある洗面脱衣所

洗面脱衣所をもっと快適に!内装リフォームやおすすめ設備を紹介

2023.03.30

築10〜15年経つと「洗面台の水漏れやひび割れが起きた」「壁や床の汚れやカビ臭さが気になる」などの理由で、洗面脱衣所のリフォームを検討する方が増えてきます。このとき洗面台を取り替えるだけでなく、いっしょに内装リフォームをしたり便利な設備を入れたりすることで、もっと快適でおしゃれな洗面脱衣所になるかもしれません。今回は洗面脱衣所の内装リフォームやおすすめ設備をご紹介します。

1. 洗面脱衣所の広さ

一般的な洗面脱衣所の広さは「1坪=2畳」くらい。洗面台と洗濯機を置いて、入浴前後に着替えるスペースもとれるイメージです。

1坪より広い洗面脱衣所なら、さらにプランニングの幅が広がります。例えばパジャマや下着をしまう壁面収納を造作する、洗濯物を畳むカウンターや物干しを設ける、広い洗面カウンターに洗面ボウルを2つ並べるなど、生活スタイルに合わせたアレンジができるでしょう。

2. 洗面脱衣所リフォームでおすすめの床材の種類

洗面脱衣所は高温多湿な環境のため、床にカビや腐食が発生することがあります。「床材が浮いているように感じる」「床の汚れやカビが気になる」そんなときは床材の張り替えリフォームを検討しましょう。新しい床材は水濡れへの強さやお手入れのしやすさを考えて選ぶのがポイントです。

2-1. クッションフロア

クッションフロアとは、水をはじく塩化ビニルでできたシート状の床材です。耐水性があり汚れも落としやすく低コストな床材として、洗面脱衣所でよく使われています。

色や柄のバリエーションが豊富なのも、クッションフロアの魅力のひとつ。木目柄や石目柄、タイル柄などさまざまなデザインがあり、インテリアに合わせて選べます。

その名の通りほどよいクッション性がある反面、柔らかい素材なので凹みや傷には注意。家具の重みで凹んだり、尖った物で引っかき傷がついたりすることがあります。

2-2. フロアタイル

フロアタイルも洗面脱衣所でよく使われる床材のひとつ。クッションフロアと同じく水濡れに強い塩化ビニル系の素材ですが、クッションフロアはシート状なのに対し、フロアタイルは材料をパズルのように並べて貼っていきます。

またクッションフロアと比べると、硬めにつくられていて凹みや傷がつきにくいのも特徴。ただし価格はクッションフロアよりやや高めな傾向にあります。

デザインは木目柄や石目柄、タイル柄などさまざま。木目や石材の質感を表現した商品もあり、本物に近い雰囲気を楽しめます。

2-3. フローリング

木目調のクッションフロアやフロアタイルを選ぶ方法もありますが、本物のフローリングを使うことも。隣り合う廊下や居室と同じフローリングを選んで、一体感のある空間コーディネートをすることもできます。

フローリングのなかでも天然木でできた無垢フローリングや、表面に木材が貼られた複合フローリングは、水濡れに弱いため注意が必要です。多くのメーカーで水まわり用のフローリングが用意されているので、機能性を確認して選びましょう。

今お使いのフローリングで「板が反っている」「すり傷やシミ汚れが目立つ」「歩くときしむ音がする」など劣化が気になるようであれば、そろそろ取り替えタイミングかもしれません。下地も劣化している可能性があるため、表面の床材といっしょに床下のリフォームを検討することもあります。

3. 洗面脱衣所リフォームでおすすめの壁材の種類

壁や天井は面積が大きく、洗面脱衣所の雰囲気をがらっと変える要素。「壁紙の端が剥がれてきた」「黄ばみやカビが気になる」というときはキレイな壁材に貼り替えて、気分を一新してみてはいかがでしょうか。単色のビニールクロスだけでなく、アクセントクロスやタイルを使っておしゃれに仕上げるのも人気です。

3-1. ビニールクロス

洗面脱衣所の壁や天井に最もよく使われるのが、手頃な価格のビニールクロス。さまざまな機能付きの商品もあり、洗面脱衣所には防水・はっ水機能が高いビニールクロスがおすすめです。

壁の一面だけなど部分的に色柄物を取り入れる「アクセントクロス」も人気。水色やピンクの壁紙で可愛らしい洗面脱衣所にしたり、タイル柄の壁紙でホテルライクに仕上げたりと、気軽にいろんなスタイルにチャレンジできます。

3-2. タイル

一般的な洗面台は、洗面カウンター・収納・ミラーなどが一体になったつくりです。しかしなかには上台と下台が別々になっていて、組み合わせられる商品もあります。

上台:正面のミラーや収納部分
下台:下半分の洗面ボウルやカウンター部分

上台と下台の間に隙間があり壁が見える場合、その部分にタイルを貼って仕上げるのもおしゃれです。水に強い磁気質タイルを貼ると、洗面台からの水はねで壁紙が汚れるのを防ぐこともできます。防汚・はっ水機能をもった目地材を選ぶと、お手入れも楽になるでしょう。

4. 洗面脱衣所リフォームでおすすめの設備

洗面脱衣所リフォームで「寒さを解消したい」「ランドリースペースとして使えるようにして家事時短をしたい」など使い勝手をアップさせたいと考えている方もいるでしょう。洗面脱衣所に便利な設備を入れることで、さまざまな希望が叶えられるかもしれません。

4-1. 洗面脱衣所用暖房機

洗面脱衣所が寒いと、冬場の入浴は辛いもの。寒い洗面脱衣所で服を脱ぎ、熱いお湯につかると、急激な血圧変動で心臓や血管の疾患を引き起こしてしまうヒートショックのリスクも高まります。

そこでおすすめしたいのが、冬の洗面脱衣所の寒さを和らげる暖房機です。入浴前にスイッチを入れておけば、服を脱いだときの冷えや、お風呂上がりの湯冷めを軽減。浴室と洗面脱衣所のどちらも暖かくすることで、ヒートショック対策にもつながります。

また涼風機能がついた商品なら、蒸し暑い夏のお風呂あがりのほてりを抑えることもできます。オールシーズン快適なバスタイムを叶えられるでしょう。

4-2. 洗濯機用蛇口

洗面脱衣所リフォームでは、洗濯機用蛇口を新設したり位置を変えたりすることもあります。「サイズの大きいドラム式洗濯機を置けるようにしたい」「屋外の洗濯機を洗面脱衣所に移動したい」などの要望があれば、ぜひリフォーム会社に伝えましょう。

4-3. 室内物干し

洗面脱衣所に室内物干しのポールを設置すると、洗濯機から出した洗濯物をその場で干すことができます。リビングの室内干しはインテリアを邪魔するのが気になるという方も、洗面脱衣所なら気兼ねなく洗濯物を干しておけるでしょう。天井に収納できるタイプの室内物干しなら、使わないときはすっきりと収納できて邪魔になりません。

5. まとめ

洗面脱衣所のデザインの好みや必要な設備は、家庭によってさまざまです。まずはリフォーム会社に「もう少し広く使いたい」「洗濯をラクにしたい」などの希望を伝えてみましょう。どんなリフォームをすれば満足度の高い洗面脱衣所になるか、リフォーム会社からアドバイスがもらえるはずです。

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